40歳からばたついています

40歳初産の記録。妊娠~保活など

分娩入院②(陣痛室~分娩@けいゆう病院)

入院~陣痛室へ

4人部屋に入院し、痛みの合間を縫って荷物を整理していたのですが、静かにはできないくらいの痛みでナースコールを呼び陣痛室に移動しました。

しかし間隔が進まず、子宮口も開かずで…促進剤を打ちました。その後もとにかく痛いのに膠着状態は続き、助産師さんたちのシフトも回り、出産前に助産師の皆さんの顔を覚えてしまうほど(*_*;

何人もの陣痛妊婦さんを見送り、延々と痛みを訴えるのを介助してくださる助産師さんに申し訳なくなる状態でした。夫にも合間にLINEを打つのみ。

そろそろ緊急帝王切開を考えようかという流れにもなってきたとき一気に進み、ようやく陣痛室の移動、普通分娩でとなりました。(母子手帳の分娩時間は3日分になっています(+_+)赤ちゃんは推定より大き目でした)

あまりの長丁場と痛みと疲れと寝不足で、診に来てくれる助産師さんや先生に帝王切開を度々お願いしてしまいましたが、心拍など母子ともに異常ないためひたすら耐えまくる出産となりました。

 

けいゆうの陣痛室には本人しか入れません。(個室で陣痛から立ち合う方法はあります)夫は義両親や私の両親との連絡係になったものの、私からのLINEもマメにできなかったので、送っても「まだ」ばかりで状況が見えなく、もやもやしてたようです。

こればかりは何時間後に生まれるってわからないので難しいですね。病院の連絡を辛抱強く待つ可能性があるということを伝えておくとよかったような気がします。

 

子宮口が全開となってからは早かったです。先生も「〇時にはおわるからね」と声をかけてくださり、ゴールが見えたせいか、分娩の痛みは陣痛より軽く感じました(私の気がおかしくなってたのだけかもしれませんが)。会陰切開も縫うときもチクっとする程度で陣痛を思えばなんでもなかったです。

分娩室には、研修医も入りまるで授業のように説明しているせいか実験台感覚で‥無事産まれて安堵したものの、室内の人数の多さと、陣痛が長すぎたためか、ドラマのように感動的な雰囲気もなく「お疲れさまでした!」的な空気でした(笑)

でも分娩中に研修医の方に励ましていただいたり、生まれた瞬間も大勢に祝福され‥恥ずかしさがなかったわけではないのですがどうでもよくなり。少しでも未来のお医者さんのお役に立てれば幸いという気持ちです。

 

出てくる瞬間は自分では見えないわけで、産声を聞いた安堵感はまだ覚えてます。

胎盤もへその緒もしっかりしてて、これが娘とつながってたと思うと感慨深くなりました。何度かおなかを押して血や残留物を出されます。出血量は多いほうだったようですが感覚は特に感じず。

しばらくして娘はきれいになって、ピンクの帽子かぶってやってきました。夫も分娩室に入室。分娩室入室のタイミングで夫に連絡がいき、生まれた時はロビーで待っていたとのことです。

ひとしきり写真を撮り、娘は引き取られ、夫は帰り、分娩室でしばらく休むのですが、眠くて仕方なかったです。しばらくして車いすで病室に運ばれて、ようやく眠りにつけました。トイレの介助もありますが呼ぶこともなく産後ハイもなく眠り続けました。

 

けいゆうのスタッフの皆さんが優しくもきびきびしてて、長丁場でお手間をおかけしてしまったのですが、本当に感謝しかないです。

時間がかかってる間も、最悪何かあってもここは総合病院、というのは精神的には心強かったです。

 

終わった感想として‥産後に経産婦同士話していると辛かった体験談大会になるので、私の出産は単に時間がかかった難産?くらいだと思います。無事だったのが何よりですし。

ただ正直これを何回もやりたくないという気持ちは産後8か月たっても変わらないです。次の子を考えられる人がすごい‥^^;

 

③につづく