40歳からばたついています

40歳初産の記録。妊娠~保活など

分娩入院③(出産翌日~入院生活@けいゆう病院)

出産翌日の午前、前日に出産した人が授乳室に集められ母子同室のためのオリエンテーションを受けます。(帝王切開の人は出産翌々日から母子同室)

まだ疲れも残り、会陰切開の縫ったところが痛いのですが、ここからまるで合宿のような日々が始まります。

初産の私。昨日までおなかの中にいた娘がコットに寝ていますが小ささにおっかなびっくり。3500g近く体重があったのでしっかりしているほうなのですが‥授乳もミルクをあげるのも親子で必死だし、着替えも腕折っちゃっいそうとか、コットに呼吸を感知するセンサーがついていて安心であるものの、終始気になっていました。

こんなに必死で思い出深い1週間はなかなかこの先体験することはないと思います。退院時は軽い達成感すらありました。

 

お部屋

私は4人部屋を選択していました。仕切りで区切られています。窓際になったのですが、窓が大きめのせいか、4月上旬で夜は寒く朝~昼前までは日差しで暑かったです。窓は少し開けられます。カーディガンも扇子も役に立ちました。

通路側の方には窓の開閉しちゃってるので寒かったり暑かったら言ってください、と断っておいたところ、ずっと暑いとのことだったので‥場所によって感じ方が結構違うようです。

夕方から明け方にかけては、こっそり家からもってきたバスタオルを赤ちゃんの布団の上からかけていました。防寒と家のにおいを感じてほしいなと思って。

新生児もいるこの産科病棟はそもそも温度設定高めだと思います。夫は初めて入った日に汗だくだったので、翌日より半袖を中に着て面会に来ていました。

 

食事

とにかくお米の量が多いです。また給食のように牛乳も出ます。一緒に出されるふりかけでは足りず、手持ちのふりかけも使い完食するようにしました。食べないと母乳が出ないと思って‥。お味はふつうです。時間も短いので味わうこともなくひたすら食べるのみ。

入院中、お祝い御膳の日とメニューを選びます。レストランで家族と食べられるということですが、夫の予定がつかず、退院前日にインターコンチの夜景を見ながら病室で食べました(隣で娘は寝ていました。預けられますが出産頑張ったもの同士せっかくなので一緒にいました)同じ日に下膳場所に同じセットが3つもあったので、ひとり御膳はめずらしくはないようです。

あとはのどが渇くのと、母乳の出を考えて授乳前に水分を取るようにということで、毎日ペットボトル4本は(2l以上)水を飲んでいました。

 

授乳

人生初なだけに苦戦しました。3日目くらいまでは出ないわ子も必死に吸うわで乳首は内出血で痛く、助産師さんによる開通具合の触診も痛かったです。

でも助産師さんがマメに授乳時間に合わせてマンツーで昼夜問わず指導してくださいました。そのおかげも大きいと思うのですが、4日目には授乳パットをマメに変えないといけないくらい出る状況になりました。

出産前の検診で、乳首マッサージとの柔らかさの目安がわからず、助産師さんにぺろんと出して診てもらっていたのですが、「あなたは出ると思う」という見立て通りでした。助産師さんすごい‥。

 

夜泣き

昼夜の区別がつかない新生児。産後の疲れは想定内だったものの、授乳間隔通りにいかないのは想像以上で、昼間はよく寝てて授乳時間に無理やり起こす状態なのに、夜は全く寝ない子でした。私の寝る時間がない!

4人部屋は、夜に大泣きするとせっかく寝ているほかの赤ちゃんやお母さんを起こしてしまうことになるので、授乳室に移動するのが暗黙の了解という感じです。うちの子は毎晩寝ない‥あきらめて夜間は授乳室ですごしてばかりいました。夜が明けるころに娘は寝れるらしく、病室に戻り私もちょっと寝るという感じでした。

あとは8時から11時に全員赤ちゃんを預けるので(赤ちゃんの体調チェックと沐浴してもらいます)調乳指導や沐浴指導がないときは、ちょっと寝ていました。とはいえ自分自身の回診があるので熟睡はできません‥

授乳室にミルクが常備されているので、昼夜問わず皆3時間おきには授乳室にくるのですが、私みたいに夜間授乳室が定位置な人も何人かいました。疲れ切ってるので話すとかあまりないのですが‥勝手に無言の連帯感を感じていました(笑)

 

 面会

配偶者と親のみ病室へ入室可能(平日15-19時、土日祝12-19時)それ以外の人は窓越し面会(15:15-16:15)です。出産当日は時間外も有。

またインフルエンザなどの流行時期は配偶者のみになります。私の出産時期は3月の下旬まで配偶者のみでした(産科に掲示されていて、検診の度に見ていました)

私の場合、翌日には夫と両家親、その次の日からは夫と実母がきたのですが、母親あるあるというか‥ただでさえ寝不足となれないお世話に疲労困憊の中、面会時間ずーっと、出産とは関係のないとりとめのない話を聞くのに疲れ、3日目以降は夫のみ来てもらいました。同室の他の人にも迷惑かなと思ったのもあります。他人のどうでもいい話が連日何時間も聞こえちゃうなんて申し訳なさ過ぎました(途中途中、話を遮る私の声も含めて)大部屋ならではの配慮は必要だと思っています。

夫は意外とそのあたりはちゃんとしてまして、夕飯時に来て赤ちゃんを見てくれ、私が食べながら話して、下膳ついでに帰る感じだったので、負担なく面会時間はリラックスできました。

 

④につづく