40歳からばたついています

40歳初産の記録。妊娠~保活など

出生前診断

※あくまでも個人の履歴・考えとなります。

 

出生前診断は、クアトロテストと羊水検査を行ないました。

 

年齢的なことなどもあり高リスクなため、事前に知りたいというのが私の考えでした。

もちろん産まれた後にわかる障がい・疾患、事故等で障がい者になることがあるのはわかっています。

でも、事前に判明する手段があるなら受けようというのは夫婦で一致した考えでした。

 

初期の検診で先生には相談させていただいていて、NIPTなら市民病院への紹介、クアトロテストは通っている病院で受けれること、羊水検査は分娩先のけいゆう病院で行なえるが、羊水検査はクアトロの結果で考えるのはどうかという説明を受けました。

それぞれにメリットデメリットも教えていただきました。

 

私個人的な考えとして、

NIPT・・・妊娠初期の血液検査で危険性はないが、陽性の場合羊水検査になるのなら

費用的な面で、選択肢から除外

クアトロテスト・・・確率論というのをどうとらえるかが何とも言えない。

40歳の私は確率が上がるのは必須だが、他と比べ安価なので受けやすい。

 

どちらにせよ陽性なら羊水検査というならば、羊水検査のみも考えたのですが、覚悟を決めることができず、クッション的な意味合いでクアトロテストを受けました。

仮にクアトロテストの結果が陰性でも羊水検査は受けようと思っていましたので、けいゆう病院の初期検診の際にも同じ相談をし、クアトロテストの血液採取前でしたが、採血日と結果が出るだろう日程に合わせ、羊水検査の予約をしました。(もし心変わりしたらキャンセル可とのことだったので)

羊水検査でいわれる流産率は、自然流産の可能性もあるだろうと思い、それを理由に受けないという考えにはなりませんでした。

*ちなみに絨毛検査は実施医療機関の面で当初より除外していました

 

妊娠週数との兼ね合いでゆっくり悩む暇もない中、羊水検査でわかる障害の内容を調べまくり(13,18,21トミソリー以外にも)、陽性ならどうするかを夫婦で話し合いました。お互い多忙のため私が紙に一覧としてまとめ、夫に説明するという形をとりました。

また、考え方の基準は、私たち夫婦がこの先自分のこともままならなくなった後、本人が自立できるものか、としました。

私たちの行為で授かったものなのに、理由があれど選別してしまう自分たちの残酷さに向き合うのは、精神的にはつらかったです。実際、陽性に直面したらと想像すると、妊娠すら後悔するほどでした。

 

結果は、クアトロテストの1項目に陽性(確率をたとえるなら学校の1クラスに1人)となり、確率といえどやはりショックでした。これを多いと見るか見ないか。

先生は、陽性でも結果何もない人を今までたくさん診てるから、と励ましてくださったり。

数日後、羊水検査を受け、2週間後のFISH法結果は陰性、さらに2週間後のG-band法の最終結果も陰性でした。「陰性でした」と穏やかな顔でおっしゃった先生と、それを聞いた夫の安堵の表情に泣きそうになったのを覚えています。

また羊水検査の結果を待つ間に、4Dスクリーニング検査もありましたが、ここでも異常なしでした。

これで出生前にできることはやったので、出産まで自分の体調管理に努めることになりました。費用はそれなりにかかりましたが、働いて取り返せるし、安心料ととらえています。

 

けいゆう病院の羊水検査については別で書こうと思います。