産前のメンタル・母性と悩みあれこれ
産前のメンタルを振り返ります。
もともとメンタルは弱くはないせいか、妊娠中はホルモンバランスで情緒不安定になりがちとは聞くもののの、それほどでもなく、ただ漠然とした不安を悶々と考えることはよくありました。
特に母性というものを考えていました。母性がない。
私自身、親が変わっていて厳しすぎる影響か子供時代病み気味で(爪かみ、抜毛などの自傷行為)、空想に思いふけりアニメの小公女セーラや、絵本のマドレーヌちゃんシリーズのように寄宿舎に入りたいと真剣に思っていて今考えると危ない子でした。
成長とともに機能不全家族に当てはまることがわかり、それなりに折り合いをつけてきました。結婚出産に興味がなかったのも家族に良い印象がないから。
結婚しても子供がいないだけならどうにでもなる状態だけど、実際に母親になるため、うっかり連鎖したらどうしようと毒親本など読み漁り、でも、単純に実親を反面教師とするとなんだかネガティブな気もしてしっくりこない。
一方義母は明るく優しい人です。妊娠中に電話してもいつもちょうどいい前向きな言葉をかけてくださる。初めてお会いしたときから、実子ではない私に優しくしてくださるとは、とびっくりしてました。実際産後もいい距離感で接してくださっています。
反面教師よりお手本をと、義母みたいなお母さんに、とは思っています。いい家族ってお母さんが明るいイメージがあるし。夫の生まれ持っている明るさにはかなわないので、せめても私はおおらかな母でいよう。
結果的には母性をあれこれ考えてもしかたない。
娘には周囲に優しくできて、愛されて、自分の食い扶持は自分で稼げる大人になれるようにと思うけど、なにより子の人生を尊重し、素直に生きていかれる環境と関係性を築けるよう過ごしていこうと思いました。
あとは漠然とした経済的不安があります。
本音を言うなら、子供が落ち着いたところにパートに出るくらいの家計の余裕があればいいんでしょうが、そうもいきません。何かとお金のかかる首都圏在住。教育資金はもとより老後資金も必要。独身も長くお金のことはあまり考えず使ってました。
お互い大都市圏の年齢相応のよくいる層の給与額だとは思いますが決して余裕はありません。余裕のレベルって相当上というかあいまいというか‥
ただ育休からの復帰後に、元のポジションに戻れて時短で給与減にしても、慣れた環境に居続けられるだけでも今の私にはありがたい。収入があればなんとかなるでしょう。
※実際に産後、保険の見直し、学資保険の検討、児童手当の使い道は検討しました。
もちろんプライオリティは家庭になるので、続けるのが困難になった場合は家族が幸せになれる方、に考えます。
色々気が付いているだけマシと考えて‥夫はあまり考えないタイプなので、私はイライラもしますが(笑)。数年前には想像もしなかった「自分の家族」という集合体を楽しんでいこうと思いました。